会長挨拶

 新緑が目にも眩しい鮮やかな季節になりました。
 県内外の同窓会会員の皆様には、お変わりなくお過ごしのことと思います。
 5月18日の令和元年度の通常役員総会も滞りなく終了し、皆様の同窓会として新たにスタートしました。
 また、4月28日から5月19日までは、鮮やかな新緑のもと、農学部の船塚キャンパスの跡地に建っている宮崎県立芸術劇場のコンサートホールを中心として、毎年恒例の宮崎国際音楽祭が開催され、船塚キャンパスが一段とにぎやかになり映えていました。
 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…」。ご存知の「方丈記」の冒頭の一節です。作者の考え方は読者各自の判断にゆだねるとして、私たち人間の力は、「ながい時代の流れ」や「自然の大きな力」ほどではないかもしれませんが、それらに翻弄されることなく、「つながり」を大切にして、知人友人との関係を大事にしたいものす。
 ところで、5月10日・11日には、宮崎での「震度5弱」・「震度4」を含め、九州・四国地方を震撼させる大きな地震が発生しました。
 近年は、火山の噴火とか、地震などの自然災害や痛ましい社会事件の発生など、社会の変化の激しさを痛感していますが、このことは、一方では、「大切なものを再認識する機会」を与えられているのではないかとも考えます。例えば、地域とか、母校や同窓会組織とか、同窓会会員同士などとの「つながり」も大切なものの一つではないかと思っています。
 人と人とのつながりがいかに大切であるかを肝に銘じながら、時代によって変化するニーズを把握する必要があると思っています。
 平成31年3月の卒業生、平成31年4月の入学生の皆さんも、新しい環境の下、新たな活躍を始めておられることでしょう。
 我々同窓会も全国に支部があります。 親睦や情報交換を兼ねて開催される支部の総会や学科別同窓会、クラス会、地域職域の交流会などは、まさに同窓会ならではの利点を享受できるものです。
 先輩達が育て続けてきている同窓会組織があるからこそ、会員同士で楽しく交流を深められていると思います。先輩達に感謝しながら我が同窓会を充実していかなければなりません。
 同窓会の充実発展のために、引き続き、各支部等との連携を強化し、活動の一層の活性化を図ることや、母校充実のための支援を図ることなどが重要であると考えています。
 5年先の「農学部創立100周年」も視野に入れつつ同窓会の充実発展を願い、会員の皆様のご健康とご活躍を祈念いたします。

*事務局附記:元宮崎県出納長。元宮崎大学監事(2004.4~2010.3)、同窓会長(2018.5~)


農学部長挨拶
農学部長 川村 修

 宮崎大学農学部同窓会の皆様方におかれましては、日頃からいろいろとお世話になっております。現在の農学部は、移転して早35年を経過してかなり老朽化が進んでおります。そのために、文部科学省に改修工事のお願いを行っていましたが、それが認められ、本年度から農学部の校舎の改修工事がスタートします。今年はまず、北棟の西側を行い、来年は北棟の東側、再来年は、南棟と5年をかけて農学部の改修が行われる予定です。改修工事中は、いろいろとご不便をおかけすることになりますがよろしくお願いします。
 さて、平成28年度より始まった6年間の第3期中期目標・計画期間も4年目の年を迎えています。農学部では、地域との連携をさらに広めるため、宮崎県立農業大学校や高鍋農業高校と連携をむずび大学−大学校−農業高校の連携による将来の農業担い手育成を促進しております。さらに、農学部は、五ヶ瀬町、西都市、小林市などの自治体との連携により、農業、畜産及び水産分野において、それぞれの地域の活性化を推進しています。今後は、宮崎県だけでなく、近隣の大分県や熊本県の自治体とも連携をむすびより大きなネットワークを作って行きたいと思っています。
 また、教育面では、国際性を涵養するために、「グローバルキャンパスin農学部」の一貫として、平成28年度から外国人対象のグローバル人材育成学部教育プログラムを展開し、今年度4年目を迎えることになります。過去2年間で15名の優秀な学生をタイ国から受け入れることができました。その第1期生は、学部4年生として英語での専門教育科目や卒論を履修しています。今後、彼らの就職や進学についても援助していかなければなりません。この教育プログラムのほかに、農学部はアフガニスタン、アフリカ諸国、大西洋諸島などから現在30名超の学部・研究科の学生を受け入れています。このようなキャンパスの国際化は、本学に在学している日本人にとっても国際感覚を磨くための絶好の場であると期待しています。このような農学部の教育研究活動は、農学部ホームページ上で一般の方にもわかりやすく紹介する「のうがく図鑑」に掲載していますのでご期待ください。
 農学部は教育や研究及び地域貢献で活発に活動をしていますが、一方で、毎年の運営費交付金の削減が大学経営を圧迫し、ついに平成30年度からは財源確保のため人件費を削減する必要に迫られています。農学部では先生がたの努力により、科学研究費補助金に加えて、共同研究、受託研究、寄付金など外部資金を多く獲得してきました。今後も、教育や研究活動が滞ることのないように努力していく所存です。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

*事務局附記;農学部教授(2004.4~)、農学部長(2018.10~)


北棟

獣医棟

南棟


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