宮崎大学農学部 同窓会|ご挨拶



会長挨拶

 新緑が鮮やかな季節になりました。同窓会会員の皆様には、お変わりなくお元気でお過ごしのことと思います。私は、平成30年5月19日の平成30年度通常役員総会で会長に就任することになりました。 責任の重大さを痛感しております。 微力ではありますが、先輩の方々をはじめ、会員の皆様のご指導、ご支援をいただきながら、精一杯努力してまいるつもりでありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 私は、昭和39年農学科卒業後、宮崎県庁に勤務し、退職後、宮崎大学が国立大学法人化になると同時に、常勤監事として6年間勤務しました。 その間、大学の多くの教職員の皆様方に大変お世話になりました。  近年は、火山の噴火とか、地震や豪雨などの自然災害が頻繁に発生したり、あるいは痛ましい社会事件の発生など、想像だにつかない事が起こり、社会の変化の激しさを痛感していまが、このことは、一方では、「大切なものを再認識する機会」を与えられているのではないかとも考えます。 大切なものはそれぞれ異なるでしょうが、例えば、家族や地域とのつながり、母校や同窓会組織とのつながり、同窓会会員同士のつながりなども大切なものの一つではないかと思っています。 人と人とのつながりがいかに大切であるかを肝に銘じながら、時代によって変化するニーズを把握する必要があると思っています。
 我々同窓会も全国に支部があります。 親睦や情報交換を兼ねて開催される支部の会やクラス会、地域職域の交流会などは、まさに同窓会ならではの利点を享受できるものです。
 先輩達が育て続けてきている同窓会組織があるからこそ、会員同士で楽しく交流を深められていると思います。先輩達に感謝しながら我が同窓会を充実していかなければなりません。 
 「同窓会会員相互の親睦・母校の発展への協力・産業界振興への寄与」を目的としている我が同窓会は、支部活動の充実や学生への活動支援にも力を注いでいくことが大切であると考えています。
 宮崎大学の動きについてひとこと。自然災害の発生のことについて前述しましたが、特に宮崎・鹿児島県境に位置する霧島連山・硫黄山の250年ぶりの噴火後に、えびの市内を流れる川が白濁している問題(稲作への影響、魚の死など)が発生し、宮崎県は、えびの市・宮崎大学・国の出先などで構成する対策協議会を設置しました。 同時に我が宮崎大学もこの問題に対して宮崎大学挙げて支援する調査・対策チームを設置しました。 水質汚染の調査・研究、対策に限らず、各学部の専門領域を生かして参画するとのことです。 農学部としても、農地土壌や作物、水生生物への影響、河川環境など幅広く担当すると聞いています。 地元の大学として、地域の復興への大きな一助になるものとして期待しています。
 同窓会会員の皆様のご健康とご活躍を祈念しながらご挨拶といたします。

事務局附記:元宮崎県出納長。 元宮崎大学監事(2004.4~2010.3)同窓会長(2018.5~)


農学部長挨拶
農学部長 川村 修

 農学部では、農林水産業の盛んな宮崎県や九州圏及び全国に多くの農学分野の中核人材を育成し輩出してきました。また、地域活性化の中核拠点としての役割を果たすために、新たに宮崎県立農業大学校との連携を結び、従来から連携協定を結んでいた高鍋農業高校と合わせて、大学?大学校?農業高校の連携による将来の農業担い手育成を促進する予定です。さらに、農学部は、五ヶ瀬町、西都市、小林市、門川町などの自治体との連携により、農業、畜産及び水産分野において、共同研究を行うことによってそれぞれの地域の活性化に貢献しています。これに加えて、九州森林管理局との連携協定を締結したことにより、森林行政の方針を具現化する国有林での事業現場を教育及び研究の場として活用することが期待されます。このような国内での連携ばかりではなく、チェコ共和国のメンデル林業・木材学部との連携協定を締結しました。これにより、林業に関する研究や学生交流が一層促進されるものと期待しています。
 教育面では、国際性を涵養するために、「グローバルキャンパスin農学部」の一貫として、平成28年度から外国人対象のグローバル人材育成学部教育プログラムを展開し、過去2年間で15名の優秀な学生をタイ国から受け入れることができました。その第1期生がタイ国での基礎教育及び一部の専門教育を修了し、学部3年生として今年6月に農学部に帰ってきます。農学部における専門科目はすべて英語で提供することとなっています。この教育プログラムのほかに、農学部はアフガニスタン、アフリカ諸国、大西洋諸島などから現在30名超の学部・研究科の学生を受け入れています。このようなキャンパスの国際化は、本学に在学している日本人にとっても国際感覚を磨くための絶好の場になるものと期待しています。さらに、今後は、将来の農業の新しい展開として、IOT(Internet of things, モノのインターネット)やICT(Information and communication technology)あるいはAI(Artificial intelligence)など情報機器を活用したスマート農業を推進していかねばなりません。このような農業の新展開によって、経験や勘で行われてきた農業を誰でも「見える化」するとともに、3K(きつい、汚い、危険)な作業から農業従事者を解放し、将来を担う若者の夢が実現すると考えています。
 研究面では、津山濯助教(森林緑地環境科学科)が日本木材学会奨励賞、井上謙吾准教授(応用生物科学科)が日本農芸化学会西日本支部奨励賞、本勝千歳准教授(植物生産環境科学科)が園芸学会奨励賞、平野智也准教授(応用生物科学科)が園芸学会年間優秀論文賞、雉子谷佳男教授(森林緑地環境科学科)が日本木材学会賞、安在弘樹助教(畜産草地科学科)が日本畜産学会奨励賞を授賞するなど数多くの表彰がありました。また、稲葉丈人准教授(植物生産環境科学科)の論文が植物科学分野のトップジャーナルの一つである”Plant Physiology”に掲載されるなど、多くの若手研究者が活躍しています。また、大学の教育研究基盤経費が半減される中、外部の競争的資金を求めて、多くの先生が日夜予算申請に注力している中、酒井正博教授や黒木勝久助教(いずれも応用生物科学科)及び安田仁奈准教授(テニュアトラック機構、海洋生物環境学科)がそれぞれ科学研究費補助金基盤研究Aや若手研究Aなど予算規模の大きな研究費を獲得し、今後の研究の進展が期待されます。このような農学部の教育研究活動は、農学部ホームページ上で一般の方にもわかりやすく紹介する「のうがく図鑑」として順次掲載していきますのでご期待ください。
 以上のように、農学部は教育や研究及び地域貢献で活発に活動をしていますが、一方で、毎年の運営費交付金の削減が大学経営を圧迫し、ついに平成30年度からは財源確保のため人件費を削減する必要に迫られています。農学部では教職員の努力により、前述した科学研究費補助金に加えて、共同研究、受託研究、寄付金など外部資金を多く獲得してきました。また、農学部附属フィールド科学教育研究センター(木花農場、住吉牧場、田野演習林、延岡水産実験所)は、平成28年度より収入連動制に移行し(動物病院は以前から収入連動制)これにより、以前よりも多くの収入をあげることができ、それがフィールドや動物病院における教育や研究に活かされています。このような教職員による外部資金獲得や自浄努力により、継続して農学部の発展がなされるものと期待しています。このような中、農学部同窓会には海外交流活動に関してご理解とご支援をいただいておりますこと、この場を借りて心より感謝申し上げます。今後も教育や研究活動が滞ることのないように努力していく所存です。今後とも、ご指導、ご鞭撻、そしてご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

事務局附記:2003年4月から宮崎大学農学部教授 2015年10月から農学部長


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