会長挨拶

 同窓会会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
 お健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 昨年は、北海道地震、大阪北部地震、草津白根山での噴火、多かった台風・豪雨、大規模な山崩れなど枚挙にいとまがないくらいの自然の驚異に見舞われました。さらには、痛ましい社会事件の発生など、想像だにつかないことが起こり、社会の激変を痛感したことでした。  特に、会員の皆様の勉学のふるさと宮崎では、宮崎・鹿児島県境のえびの高原にある霧島連山・硫黄山が250年ぶりに噴火して、その影響でえびの市内を流れる川が白く濁り、一部の農家(364戸)が稲作の作付けを断念せざるを得ないという事態になりました。農学を学んだ者として気になるところであります。農業や観光など地域産業への影響が懸念されるところであります。  宮崎大学も直ちにこの問題に対処すべく宮崎大学挙げて支援する調査・対策チームを設置し、農学部としても、農地土壌や作物、水生生物への影響、河川環境など幅広く担当すると聞いています。
 現在、白濁した川の水質は改善傾向にあると報道されていますが、多くの農家が稲作再開の時期を見通せていないとも報じられています。一日も早い復興を願っているところであります。
 このようなときだからこそ、広く人と人とのつながり・絆を大切にしなければならないと思っています。
 家族や地域とのつながり、母校や同窓会組織とのつながり、同窓会会員同士のつながりが大切であると思っています。我が同窓会も、支部総会やクラス会あるいは地域・職域の交流会など、親睦や情報交換を兼ねて交流を大切にしたいものです。
 さて、新しい年が明けました。新たな年に改まると自ずと希望とか願いが燃えてくるものです。
 「一日の計は朝にあり。一年の計は春(元旦)にあり。一生の計は少壮の時にあり。」  これは、ご存知の安井息軒(現在の宮崎市清武町出身)が開いた三計塾の「塾記」の冒頭の言葉です。
 「三計塾」は1841年9月、42歳のとき、東京の麹町で開いています。多くの若者を教えたといわれています。
 今でも、「一年の計は元旦にあり」との言葉で残っていますが、要は、人生は若いうちこそ大事であり、奮起して勉強しなさいと塾生に促しているのであります。我が母校宮崎大学でも高校だけでなく、小中学校の先生方と連携して、宮崎の魅力を伝えることにも取組み、若い世代の地元定着を促進する考えが報じられています。
 中国古代の「管子」の言葉にも三計という言葉があります。
 「一年の計を立てるなら穀物を植え、十年の計を立てるなら樹木を植え、終身の計を立てるなら人材を育成しなさいとの意味であります。
 新年早々にあたり、「一年の計は春(元旦)にあり」を心して、「計」の大小にとらわれず、自らの「計」を持ちたいものです。
 同窓会会員の皆様の更なるご健康とご活躍を祈念しつつ、2019年(平成31年)の新年のご挨拶といたします。

*事務局附記;元宮崎県出納長、元宮崎大学監事(2004.4~2010.3)、同窓会長(2018.5~)


農学部長挨拶
農学部長 川村 修

 新年あけましておめでとうございます。宮崎大学農学部同窓会の皆様方におかれましては、新たな気持ちで新年をお迎えのことと拝察申し上げます。平成30年10月に学部長を仰せつかり、農学部の発展に一層努力すべく全力を尽くしております。
 昨年度の台風24号により、わが農学部も甚大な被害を被りました。もっか、これらの復旧に、私たち農学部の教職員は努力をしております。
 さて、平成28年度より始まった6年間の第3期中期目標・計画期間も4年目の年を迎えました。将来の農業の新しい展開として、AIなど情報機器を活用したスマート農業を推進していかねばなりません。農学部では、地域との連携をさらに広めるため、宮崎県立農業大学校や高鍋農業高校と連携をむすび大学?大学校?農業高校の連携による将来の農業担い手育成を促進しております。さらに、農学部は、五ヶ瀬町、西都市、小林市などの自治体との連携により、農業、畜産及び水産分野において、それぞれの地域の活性化を推進しています。今後は、宮崎県だけでなく、近隣の大分県や熊本県の自治体とも連携をむすびより大きなネットワークを作って行きたいと思っています
。  また、教育面では、国際性を涵養するために、「グローバルキャンパスin農学部」の一貫として、平成28年度から外国人対象のグローバル人材育成学部教育プログラムを展開し、今年度4年目を迎えることになります。過去2年間で15名の優秀な学生をタイ国から受け入れることができました。その第1期生は、学部4年生として英語での専門教育科目や卒論を履修しています。今後、彼らの就職や進学についても援助していかなければなりません。この教育プログラムのほかに、農学部はアフガニスタン、アフリカ諸国、大西洋諸島などから現在30名超の学部・研究科の学生を受け入れています。このようなキャンパスの国際化は、本学に在学している日本人にとっても国際感覚を磨くための絶好の場であると期待しています。研究面では、槐島芳徳准教授(植物生産環境学科)が日本農業工学会のフェロー、榊原陽一教授授と黒木勝久助教(応用生物科学科)が日本食品工学会誌論文賞、河原 聡教授(応用生物科学科)が伊藤記念財団賞を授賞しました。このような農学部の教育研究活動は、農学部ホームページ上で一般の方にもわかりやすく紹介する「のうがく図鑑」に掲載していますのでご期待ください。
 農学部は教育や研究及び地域貢献で活発に活動をしていますが、一方で、毎年の運営費交付金の削減が大学経営を圧迫し、ついに平成30年度からは財源確保のため人件費を削減する必要に迫られています。農学部では先生がたの努力により、前述した科学研究費補助金に加えて、共同研究、受託研究、寄付金など外部資金を多く獲得してきました。今後も、教育や研究活動が滞ることのないように努力していく所存です。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

*事務局附記;農学部教授(2004.4~)、農学部長(2018.10~)


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